ヨハネの黙示録・全ての謎が分かる

The Seven Seals

◆◆◆ 2.ヨハネの黙示録、存在の意味 ◆◆◆
2004.07.31  窪田光治

神の実在を証明する唯一の書


 現代のような末法の世は、人々の価値観が混乱し唯物思想が蔓延するときです。一方で新たな神理(法、教え)が説かれるのですが、多くの人々が共有する価値観として定着するまでには幾世代もの時間が必要です。


 まして、今回のような数万年に一度といわれる文明の大転換期においては、巨大な天変地異を伴うことが多く、人々の混乱は非常に大きくなります。ある人は神に救いを求め、神に祈るでしょう。また、ある人は神を恨むでしょう。神は救いを求める祈りに対して何もお答えにならないはずです。なぜなら、海外においてそして日本においても、一世紀に渡って様々な形でこの地上へ神は多くのメッセージ・神理を既に降ろされているからです。そして、その救いは、「外の神」に求めるのではなく自分自身の心の奥深くにある「内なる神」に求めるべきものであるからです。 

 混乱と闇が世を支配するとき、それはまた悪霊、悪魔サタン(年老いた蛇、竜、ドラゴン)が跳梁跋扈し、人々の心を支配し、操り、様々な信じられない事件を次々と引き起こすときでもあります。また、地上で神の手足として働いている預言者、光の天使達を惑わし、誘惑し、堕落させようとして、絶えず心の隙、弱点を狙っています。不運にも倒れ、堕天使となっていく預言者、光の天使も数多く出てくるでしょう。運悪く堕天使となっていく人たちは、戦場で傷つき倒れた方達なのですから、これを堕落したと言って非難するのは正しくありません。また感傷に浸るのも正しくありません。しかし神は人間では計り得ない圧倒的な力と智慧を持っています、ですから様々な布石を打ち、また人材(光の天使)をこの地上へ続々と投入されるはずです。後から来る人たちはその屍を乗り越え、乗り越え進んで行くべきです。

 

 混乱と闇が世を支配するとき、過てる宗教や自称キリストが多数現れます。もちろん本物も多くあるのですが、サタンの惑わし、サタンが説く法も数多くあります。そのため何が本物であるのか、なかなか見分けられません。これを見分ける唯一の方法は、心の湖面を無色透明にし、自らの心の奥深くに眠る真我《神に通じる心》を目覚めさせる以外にありません。そして、真我をより確かなものにしていく努力以外にないと思います。一部の霊能者や、神の声を聞ける預言者は別として、圧倒的に多くの人は神の実在を客観的に知る、また感じ取るということはできません。混乱と闇が世を支配するとき、人々が希望を持ち神を信じるためには、その証しが必要です。そしてそれは誰もがそうであるとわかるものでなくてはならないでしょう。

 これが「ヨハネの黙示録」です。神の実在を客観的に証明し、多くの人がその現実性を感じ取れる唯一の存在です。そして、その手段として神は予言を用いているのであり、2000年前からこれを準備していたのです。予言の存在はいたずらに人々を恐怖に陥れるためのものではありません。むしろこれは神の愛であり慈悲であると考えるべきでしょう。


 ただ、予言に対して興味本位で関心を持つ人は非常に多くいます。またこれを驚異の目で見る方も多くいます。ですから、最初はこの本を興味本位で読まれても一向にかまいません。しかし、読みながら次第に「神の偉大さ」に気づき、自らの「心の在り方」というものに気がつかれることを願っています。またこれをきっかけとして日々の仕事や生活の中で心の向上を願い、努力する姿勢を身に着けられたとすれば、解説者として最大の喜びです。                



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