ヨハネの黙示録・全ての謎が分かる

The Seven Seals

◆◆◆ 7.「七つの封印」第2部の概要 ◆◆◆
2004.07.31 窪田光治

 第2部は黙示録の原文に従い、言葉が持つ真の意味を注釈しつつ、前後の記述が何を暗示しているのかを解説していきます。必要に応じて原文を意訳してありますが、意訳と原文を併せて読み進むとより現実性を帯びて、神の計画と神の意志が明確に読者へ伝わってくるでしょう。

 第1部、第2部は縦糸と横糸の関係にあります。神の手によって巧妙にカモフラージュされた暗示の内容を解きほぐし、より鮮明に浮かび上がらせるために主要なテーマをまず解説し、そして全文を通して注釈しました。第1部だけでも、充分な内容を持っていると思いますが、第2部を通して読まれると、第1部では登場しない多くの神の言葉に触れることができ、また様々な情景はより一層生き生きと読者の胸に蘇ってくるでしょう。

 22章の全文を大きく七つに区分し、各章に内容を表す表題をつけました。原文には表題がありませんので、わかりやすくするために筆者がつけた便宜上のものです。この中で印象的な部分は、第2章、第3章で伝道者に対する警告的な記述に多くのスペースを費やしていることです。これには深い意味があるのですが、神の慈悲、愛の深さを感じざるを得ません。

 また、もう一つ印象的なことがあります。全文の最後において、この黙示録を取り扱う者達へ神は警告を発していることです。「黙示録の記述から一部の言葉を削除するもの、また書き加えるものには、黙示録にある災いを私はその者に与えるであろう、そして命の書からその名を取り去るであろう」という意味の記述があります。神は絶大なる決意を持って、この2000年という時間経過を待っておられたことが分かります。



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