The Seven Seals

◆◆◆ 第1部 ヨハネの黙示録【テーマ別 解説】◆◆◆
第一章 ヨハネの黙示録とは何か

七つの封印のある巻物と預言の概要

 次に、エネルギーの展開に必要な光または磁気ディスクに相当する「データの記録媒体」について解説しよう。これは人類の進化と未来についてのシナリオといってもよいものである。本文第4章で舞台装置が紹介され、続く第5章ではこのデータを記録した巻物が登場する。第五章に

[5-1] 『私はまた、御座(みざ)にいますかたの右の手に、巻き物があるのを見た。その内側にも外側にも字が書いてあって、七つの封印で封じてあった。』

[5-3] 『しかし、天にも地にも地の下にも、この巻物を開いて、それを見ることのできる者は、ひとりもいなかった。』


[5-5] 『‥‥ユダ族のしし、ダビデの若枝であるかたが、勝利を得たので、その巻き物を開き七つの封印を解くことができる」。』

とある。天上界は物質的世界ではなく霊的エネルギーの世界であるから、この巻物は一定の原理にしたがってエネルギーの展開を再現するためのものである。

 イエスキリストがこの巻物の封印を一つ取り除くたびに、予告編の映像が「水晶に似たガラスの海」のようなスクリーンに映し出される。第一の封印では救世主が地上へ出陣して行き、第二の封印から第六の封印までは、様々な災害、戦争、天変地異が地上に引き起こされる映像を映し出していく。第七の封印が解かれるといよいよ巻物の本編が開かれ、七つのラッパを持つ御使いが現れる。そして、ラッパが吹かれるたびに様々な災害の場面がより詳しく映されていくが、第一のラッパが吹かれると一九六五年の北ベトナム爆撃の様子、第二では一九八〇年のイラン・イラク戦争におけるペルシャ湾でのタンカー攻撃の様子、第三では一九八六年のチェルノブイリ原発事故、第四では一九九〇年のクウェートの油田破壊の様子が映し出されていく。

 このように、第一のラッパから第四のラッパは、この三十年間にすでに地上に引き起こされた世界的な事件であることが、第二章の説明で明らかになる。第五のラッパでは疫病の蔓延、第六のラッパでは中東で大きな戦い、第七のラッパでは日本に救世主が誕生し、日本の運命が映され、さらに中東に二人の独裁者が現れる。そしていよいよ最後の七つの災害を携えた御使いが現れ、次々に地上に災害と天変地異を引き起こす。ロシアに独裁者の出現、先進七ヵ国G7、戦乱と国連の機能停止、巨大地震によるニューヨークの壊滅、アメリカ型資本主義の崩壊、三人の独裁者の滅亡などが次々と展開していくのである。

 黙示録は「七つの封印のある巻物」の内容を中心としながら、その他の情景や神の御使いの説明によって展開されていく。本章では、預言の原理、ヨハネ、預言を映し出すスクリーン、映し出すためのデータファイル、そして預言の「各場面」についてのあらましを述べてきたが、最後に今後の理解をより深めるために、その内容を分類し、さらに時系列的に整理してみよう。黙示録の内容は大きく分けて次の七項目に分類される。
               
                     

(1)「天変地異、戦乱、飢饉、疫病などの災害」
(2)「文明の象徴である アメリカ型資本主義の崩壊、ニューヨークの壊滅」
(3)「中東とイスラエルの運命」
(4)「日本の運命」
(5)「生命の本質」
(6)「天国と地獄」
(7)「救世主とは何か、神とは何か」

 そこに暗示されている様々な災害を、時系列的に整理するとほぼ次のようになる。

◎天上界
    ● 天変地異
         □ 中東
           ○ アメリカ
                ■ ロシア
                    ◇ 日本
◎ 西暦 100年頃
  ヨハネの黙示録
                ■ 共産主義と独裁者
 
                   ◇ 1950 年から三年半 朝鮮戦争
◎ 第一の封印              ◇ 日米安保条約
                    アメリカの保護42年間続く
                   ◇ 経済発展
◎ 救世主の出陣
七つのラッパ
................................ ○ 1965年 ベトナム戦争
                             
● 地震の増加

         □ 1980年 イラン・イラク戦争

                 ■ 1986 年チェルノブイリ 原発事故

         □ 1990年 イラク軍のクェ-ト侵攻

    ●異常気象の増加
                ■ ソ連邦解体、独裁者のいない国となる

                    ◇ バブルの発生 と崩壊
                    ◇ 1995~1997年 北朝鮮の脅威

★------ 一九九七年現在は、ほぼこの地点にある。
                                                                             

◎ 神の怒りの頂点
         □ 二人の独裁者の出現
                    ◇ 金融危機と財政危機 

                 ■ 共産主義復活
     ● 大飢饉の増加      ■ 独裁者の出現
................................................ ■ 十か国の軍事同盟
                 ■(ヨーロッパへ侵攻する)
                     ◇ 在日米軍の撤退
◎ 疫病の蔓延
              ○ 国連の機能停止

                    ◇(軍備拡大)
◎ 七つの災害の鉢

     ● 巨大地震の頻発 ○ ニューヨークの壊滅
     ● 地軸の異変
             ○ 世界の大都市は大きな被害を受ける
              ○ アメリカ型資本主義の崩壊

          □ ユフラテス川の戦い。戦車戦、毒ガス兵器の使用                       ◎ 神の大いなる日  
           □  2007.2.25 ハルマゲドンの戦い。
            エルサレムが42ヶ月間占領される 

                  

                     ◇ 経済危機を脱す

             ○ 多国籍軍のイスラエルの回復
             42ヶ月間中東を制圧 
       
                  ■ ロシアとその同盟軍が中東へ侵攻。
                    国連軍と戦う

             ○ 国連軍の敗退
◎ 終息に向かう
◎ 獣の最後        ○ 多国籍軍の復活
              ロシアと同盟10ヶ国軍の敗退 
                
                      ◇ 世界の復興に貢献し始める       

◎ 悪魔サタンの封印          ■ ロシア連邦亡ぶ
◎ 死者に対する神の裁き
◎ 天国の新しい都 花嫁    

★ これ以後、人類は「精神性を基調」とする新たな文明を建設し、千年間にわたって栄えるが、やがて堕落し、再び救世主が新たな教えを説き、地上を浄化する。



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